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当楼
ふりがな文庫
“当楼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ここ
33.3%
こちら
33.3%
このうち
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここ
(逆引き)
次の間の
長火鉢
(
ながひばち
)
で
燗
(
かん
)
をしながら吉里へ声をかけたのは、小万と呼び
当楼
(
ここ
)
のお職女郎。
娼妓
(
おいらん
)
じみないでどこにか
品格
(
ひん
)
もあり、吉里には
二三歳
(
ふたつみッつ
)
の
年増
(
としま
)
である。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
当楼(ここ)の例文をもっと
(1作品)
見る
こちら
(逆引き)
突然年若き病人らしい、婦人が来て、
妾
(
わたし
)
は
当楼
(
こちら
)
の
娼妓
(
しょうぎ
)
で、トヤについて食が進まず、鰻を
食
(
たべ
)
たいが買う力が無いと、涙を流して話すのを、秀調哀れに思いその鰻を与えしに
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
当楼(こちら)の例文をもっと
(1作品)
見る
このうち
(逆引き)
同じ様な事あり
畢竟
(
ひっきょう
)
何故
(
なにゆえ
)
とも
分明
(
わか
)
らねど世間に知れれば
当楼
(
このうち
)
の
暖簾
(
のれん
)
に
疵
(
きず
)
が
付
(
つく
)
べし、この事は
当場
(
このば
)
ぎり他言は御無用に願うと、
依嘱
(
たのま
)
れ
畏々
(
おそるおそる
)
一
(
ひ
)
ト
夜
(
よ
)
を
明
(
あか
)
したる事ありと、僕に話したが
昔時
(
むかし
)
の
武辺者
(
ぶへんしゃ
)
に
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
当楼(このうち)の例文をもっと
(1作品)
見る
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
楼
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌
“当楼”のふりがなが多い著者
関根黙庵
広津柳浪