トップ
>
当楼
>
ここ
ふりがな文庫
“
当楼
(
ここ
)” の例文
次の間の
長火鉢
(
ながひばち
)
で
燗
(
かん
)
をしながら吉里へ声をかけたのは、小万と呼び
当楼
(
ここ
)
のお職女郎。
娼妓
(
おいらん
)
じみないでどこにか
品格
(
ひん
)
もあり、吉里には
二三歳
(
ふたつみッつ
)
の
年増
(
としま
)
である。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
「うるさいよ。あんまりしつこいじゃアないか。くさくさしッちまうよ」と、じれッたそうに廊下を
急歩
(
いそい
)
で行くのは、
当楼
(
ここ
)
の二枚目を張ッている
吉里
(
よしざと
)
という
娼妓
(
おいらん
)
である。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
楼
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌