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当方
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ふりがな文庫
“
当方
(
こちら
)” の例文
旧字:
當方
おまじないの為とか思召しましょうが、
当方
(
こちら
)
では真面目に取りますから
左様
(
そう
)
思召し下さいまし……雪や、雪、
一寸
(
ちょっと
)
お出で
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「それでは申しあげますが、今
承
(
うけたま
)
われば、
当方
(
こちら
)
の奥さまが、何かまちがいをしでかしまして」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
(心配無用。費用は
当方
(
こちら
)
持ちにするから、別のシヤツを買つて、ともかくも来て下さい。)
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
当方
(
こちら
)
は年期の明けた模範下女よろしくと云う有様だから、
挨拶
(
あいさつ
)
をするのも、ちょっと面はゆげに見えたんでしょうが、思い切って、おやまあ御珍らしい事とか何とか話かけて見ると案のごとく
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
当方
(
こちら
)
からお
給事
(
みやづかえ
)
をしようと云うんじゃなし、第一欲しいと
仰有
(
おっしゃ
)
ったって、差上げるやら、平に御免を被るやら、その辺も分らないのに、人の大切な令嬢を、
裸体
(
はだか
)
にして検査するような事を聞くのは
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
「
当方
(
こちら
)
の家庭のことで、お話ししたいことがあって、わざわざあがったと云いますが」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
安「えゝ若草さんという花魁の叔母さんのお宅は
当方
(
こちら
)
ですか」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「はじめてお眼にかかりますが、何か
当方
(
こちら
)
のことで、いらしてくださいましたそうで」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
当方
(
こちら
)
のお嬢さんを南三復の奥さんになされようとしておりますから、それであがりました、どうか南三復の奥さんになさらないようにしてくださいまし、そうでないと、お嬢さんの生命を
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌