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室
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ムロ
ふりがな文庫
“
室
(
ムロ
)” の例文
允恭天皇が、皇后の
室
(
ムロ
)
ほぎに臨まれた際、舞人であつた其妹衣通媛を、進め渋つて居た姉君に強要せられた伝へ(日本紀)がある。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
まれびとなる
語
(
ことば
)
が、実は深い内容を持つて居るのである。
室
(
ムロ
)
ほぎに来る正客は稀に訪ふ神の身替りと考へられて居たのである。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ほかひゞとは寿詞を唱へて
室
(
ムロ
)
や殿のほかひなどした神事の職業化し、内容が分化し、芸道化したものを持つて廻つた。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
桜町中納言(信西入道の子。成範民部卿)が、平治の乱の末に、経宗・維方の讒訴で流されてゐた下野の
室
(
ムロ
)
の
八島
(
ヤシマ
)
から戻つたが、以前の様に後宮出入りが自由に出来なかつた。
鸚鵡小町
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“室”の意味
《名詞》
(シツ)特に、身分の高い人の妻。内室。
(出典:Wiktionary)
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“室”を含む語句
室内
寝室
室中
内室
此室
船室
車室
居室
茶室
御内室
庵室
小室
御室
空室
客室
彼室
舞踏室
氷室
浴室
病室
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