“筒口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つつぐち86.7%
すぐち6.7%
つゝぐち6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八弥は、畸形きけい爬虫類はちゅうるいのように、ひじ、膝、肩までを地にりつけたまま、眼だけを相手の筒口つつぐちに向けて、ジリジリと前へ迫り出した。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
中々きかん気のおやじで、鉄砲の筒口すぐちを押し握ってそっと破れ障子を開けると、此方こちらはこそ/\荷拵にごしらえを致して居るところへ這入って来ましたから、さとられまいと荷を脇へ片付けながら
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
喞筒の筒口つゝぐちりうりうたり。
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)