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幼々
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うひ/\
ふりがな文庫
“
幼々
(
うひ/\
)” の例文
お輝は十六、美しく可愛らしく、
幼々
(
うひ/\
)
しく、そしていぢらしい娘ですが、
許嫁
(
いひなづけ
)
の兵三郎が殺されて、その悲歎は目も當てられません。
銭形平次捕物控:146 秤座政談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彦太郎の娘お
輝
(
てる
)
は取つて十六、行く/\は兵三郎に
嫁合
(
めあは
)
せる積り、本人同士もその氣で居りますが、何分まだお人形の方が面白がる
幼々
(
うひ/\
)
しさを見ると
銭形平次捕物控:146 秤座政談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
姪の多世里の
幼々
(
うひ/\
)
しい可愛らしさと共に、まことに罪深い禁苑の果物だつたのです。
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
二十歳といふ此節の相場では、
嫁
(
とつ
)
ぎ遲れの
薹
(
とう
)
の立つた娘ですが、見たところは十八九の
幼々
(
うひ/\
)
しさで、その豊かな頬にも、鈴を張つた眼にも、小さい口許にも、町娘の可愛らしさが溢れます。
銭形平次捕物控:179 お登世の恋人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幼
常用漢字
小6
部首:⼳
5画
々
3画
“幼”で始まる語句
幼
幼児
幼少
幼稚
幼馴染
幼子
幼心
幼兒
幼穉
幼稚園