“嫁合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めあわ52.6%
めあは26.3%
めあ15.8%
よめあ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その気で付き合おうか——もっともお雪は駄目だぜ、あれは石井家の倅の幾太郎に嫁合めあわせることになったそうだから」
彦太郎の娘おてるは取つて十六、行く/\は兵三郎に嫁合めあはせる積り、本人同士もその氣で居りますが、何分まだお人形の方が面白がる幼々うひ/\しさを見ると
それは十一代将軍徳川家斉とくがわいえなりの末の娘で淡路守の本家、因州鳥取三十二万五千石の城主、松平相模守慶徳さがみのかみよしのり嫁合めあわせるため、淡路守を仮親として、暫く此処ここで育てて居るのでした。
「まあ、お嫁合よめあわせをするといったら、さすがにずかしがって、ていくだろうとおもったら、どこまでずうずうしい女なのだろう。」
鉢かつぎ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)