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嫁合
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めあは
ふりがな文庫
“
嫁合
(
めあは
)” の例文
彦太郎の娘お
輝
(
てる
)
は取つて十六、行く/\は兵三郎に
嫁合
(
めあは
)
せる積り、本人同士もその氣で居りますが、何分まだお人形の方が面白がる
幼々
(
うひ/\
)
しさを見ると
銭形平次捕物控:146 秤座政談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
手代の千代松と
嫁合
(
めあは
)
せ暖簾を分ける筈だつたが、近頃大黒屋は恐ろしい左前で、盆までに二三千兩
纏
(
まとま
)
らなきや主人の常右衞門首でも
縊
(
くゝ
)
らなきやならねえ
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一つは繼母のお嘉代が文次郎を武士にするために、素姓の怪しい九郎助の娘などと
嫁合
(
めあは
)
せる氣は毛頭無かつたことも、若い二人を苦しめる原因の一つだつたのです。
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「狐の嫁入?——娘のおチウを番頭の忠吉に
嫁合
(
めあは
)
せるといふお
伽話
(
とぎばなし
)
の筋なら知つて居る」
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ゆく/\越前屋の
身上
(
しんしやう
)
はこの
甥
(
をひ
)
に讓られるだらうといふ噂もありますが、一方吉三郎と
嫁合
(
めあは
)
せる筈で、同じ越前屋に引取つて養つてゐる
姪
(
めひ
)
のお辰は、もう一人の甥の金次と氣が合ひ
銭形平次捕物控:149 遺言状
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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平次の
推理
(
すゐり
)
は見事に的中しました。谷中の長海寺の越前屋の墓所の塔の中に、金次をお辰と
嫁合
(
めあは
)
せて越前屋の相續人にすると書いた佐兵衞の遺言状は、その晩のうちに見つかつたのでした。
銭形平次捕物控:149 遺言状
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嫁
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“嫁”で始まる語句
嫁
嫁入
嫁菜
嫁御寮
嫁女
嫁御
嫁付
嫁娶
嫁子
嫁姑