“たぬき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
狸99.4%
仮睡0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして一本の大きな枝の上に、狸(たぬき)がちょこなんと後足で座って、まるいお月様を眺めながら、大きな腹を前足で叩いているのです。
狸のお祭り (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
入(い)れ替(かは)つて帰(かへ)つて来(き)たのは熊(くま)の膏薬(かうやく)の伝次郎(でんじらう)、やち草(ぐさ)で編(あ)んだ笠(かさ)を冠(かむ)り狸(たぬき)の毛皮(けがは)の袖(そで)なしを被(き)て、糧切(まぎり)は藤(ふぢ)づるで鞘(さや)が出来(でき)てゐる。
我夫(あなた)、仮睡(たぬき)などキメ込んでる時ぢやありませんよ、一昨日(をとゝひ)もネ、私(わたし)、兄の所で松島さんにお目に掛かつてチヤンと御約束して来たんです、念の為と思つたから
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)