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かすい
ふりがな文庫
“かすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
河水
33.3%
歌吹
16.7%
花穂
8.3%
下垂
8.3%
仮睡
8.3%
佳水
8.3%
夏水
8.3%
果遂
8.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河水
(逆引き)
吾人の
蒐集品
(
しゅうしゅうひん
)
中にてその一例を求むれば、空に連なる薄暗き夜の山は濃き紫に、前方なる
河水
(
かすい
)
は黒き藍色に
彩
(
いろ
)
どられたり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かすい(河水)の例文をもっと
(4作品)
見る
歌吹
(逆引き)
源氏車や
菊寿
(
きくじゅ
)
の
提灯
(
ちょうちん
)
に火が入って、
水色縮緬
(
みずいろちりめん
)
に
緋羅紗
(
ひらしゃ
)
の帯が、いくつも
朧
(
おぼろ
)
の
雪洞
(
ぼんぼり
)
にうつって、
歌吹
(
かすい
)
の海に
臙脂
(
べに
)
が流れて、お
紺
(
こん
)
が泣けば
貢
(
みつぐ
)
も泣く頃には、右の間の山から、中の地蔵、
寒風
(
さむかぜ
)
の松並木
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かすい(歌吹)の例文をもっと
(2作品)
見る
花穂
(逆引き)
地下茎
(
ちかけい
)
から
出
(
い
)
で立つ一本の長い
茎
(
くき
)
の
頂
(
いただき
)
から一方は
花穂
(
かすい
)
となり、一方はこの葉となって出ていて
長柄
(
ちょうへい
)
があり、それが三
柄
(
へい
)
に分かれ
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
すなわち Delphinium grandiflorum L. と呼ぶ
陸生宿根草本
(
りくせいしゅっこんそうほん
)
で、
藍色
(
あいいろ
)
の
美花
(
びか
)
を一
花穂
(
かすい
)
に七、八花も開くものである。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
かすい(花穂)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
下垂
(逆引き)
そういって、杜はわれとわが頭を
握
(
にぎ
)
り
拳
(
こぶし
)
でもってゴツンゴツンと
殴
(
なぐ
)
った。その痛々しい響は、物云いたげな有坂の
下垂
(
かすい
)
死体の前に、いつまでも続いていた。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
かすい(下垂)の例文をもっと
(1作品)
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仮睡
(逆引き)
そしてその不思議に混乱した心の状態もいわばたえきれぬほどの
切
(
せつ
)
なさは持っていなかった。葉子はそんなにしてぼんやりと目をさましそうになったり、意識の
仮睡
(
かすい
)
に陥ったりした。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
かすい(仮睡)の例文をもっと
(1作品)
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佳水
(逆引き)
陸
(
くが
)
には名山、
佳水
(
かすい
)
がある。
峻岳
(
しゅんがく
)
、大河がある。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かすい(佳水)の例文をもっと
(1作品)
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夏水
(逆引き)
対岸の赤壁、北岸の烏林、西方の
夏水
(
かすい
)
ことごとく火の魔か敵の影ばかりである。そして、彼の擁していた大艦巨船小艇——はすべて影を没し、或いは今なお、猛烈に焼けただれている。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かすい(夏水)の例文をもっと
(1作品)
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果遂
(逆引き)
生と死との転換媒介が成立するためには、まず生の徹底
果遂
(
かすい
)
が必要である。「死の哲学」は「生の哲学」の行詰まりにそれより遅れて現れる。
メメント モリ
(新字新仮名)
/
田辺元
(著)
かすい(果遂)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
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しだ
いねむ
いねむり
うたたね
うたゝね
かりね
そらねむり
たぬき
ひるね