『メメント　モリ』

西洋には古くからメメントモリ Memento mori（死を忘れるな）というラテン語の句がある。ふつうには、例えば髑髏（しゃれこうべ）の如き、人に死を憶起させるものを指してかく呼ぶのであるが、しかしその深き意味は、旧約聖書詩篇第九〇第十二節 …

著者	田辺元
ジャンル	哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出	「信濃教育　第八五八号」1958（昭和33）年5月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約19分（500文字/分）
朗読目安時間	約32分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

行（おこない） 止（とど） 明（あきら） 如（し） 抛（なげう） 甚（はなは） 殆（ほとん） 看（み） 筈（はず） 聯関（れんかん） 謙抑（けんよく） 赦（ゆる） 道吾（どうご） 還相（げんそう） 鉗鎚（けんつい） 随（したが） 障礙（しょうがい） 漸源（ぜんげん） 済度（さいど） 交徹（こうてつ） 果遂（かすい） 敢為（かんい） 拍（う） 抛棄（ほうき） 懺悔（ざんげ） 往相（おうそう） 容（い） 回施（えせ） 俟（ま） 作仏（さぶつ）