“済度”のいろいろな読み方と例文
旧字:濟度
読み方割合
さいど96.7%
とくど3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
送らんとする異教徒が住んでいるのか? われわれが済度さいどせんとするその放縦兇暴な人間は誰であるか? もし何か人間に故障があり
例えば耶蘇やそ教の神さんでも、その昔人民が罪悪におちいって済度さいどし難いからというて大いにいきどおり、大洪水を起してすべての罪悪人を殺し
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
また金持はとかくに金が余って気の毒な運命にとらえられてるものだから、六朝仏りくちょうぶつ印度仏いんどぶつぐらいでは済度とくどされない故、夏殷周かいんしゅうの頃の大古物、妲己だつき金盥かなだらいに狐の毛が三本着いているのだの
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)