“済勝”の読み方と例文
旧字:濟勝
読み方割合
せいしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしその健脚はわたくしのたぐいではなかった。はるかにわたくしにまさった済勝せいしょうの具を有していた。抽斎はわたくしのためには畏敬いけいすべき人である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
小説においては、済勝せいしょうの足ならしに短篇数十を作り試みたが、長篇の山口にたどりついて挫折ざせつした。
なかじきり (新字新仮名) / 森鴎外(著)