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済々
ふりがな文庫
“済々”の読み方と例文
読み方
割合
せいせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいせい
(逆引き)
「禰衡とやら、なんで人間がいないというか、天地間はおろか、この閣中に於てすら、多士
済々
(
せいせい
)
たる予の麾下の士が眼に見えぬか」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宇都宮弥三郎頼綱が家の子郎党を従えて、
済々
(
せいせい
)
として武蔵国を通ると、熊谷の入道直実に行き会うた。直実がそれを見て
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
されど多士
済々
(
せいせい
)
たる日本文壇、
未
(
いまだ
)
この人が等身の著述に
一言
(
いちげん
)
の紹介すら加へたるもの無し。文芸
豈
(
あに
)
独り北欧の天地にのみ、オウロラ・ボレアリスの盛観をなすものならんや。(一月二十五日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
済々(せいせい)の例文をもっと
(3作品)
見る
済
常用漢字
小6
部首:⽔
11画
々
3画
“済々”で始まる語句
済々焉
済々黌
“済々”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
芥川竜之介