済度とくど)” の例文
旧字:濟度
また金持はとかくに金が余って気の毒な運命にとらえられてるものだから、六朝仏りくちょうぶつ印度仏いんどぶつぐらいでは済度とくどされない故、夏殷周かいんしゅうの頃の大古物、妲己だつき金盥かなだらいに狐の毛が三本着いているのだの
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)