トップ
>
鉗鎚
ふりがな文庫
“鉗鎚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんつい
80.0%
けんつゐ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんつい
(逆引き)
この横着さは、彼がまだ元服前から、なんのかんのと、折々に禅でいためつけられて来た那須の雲巌寺の客僧、疎石禅師の
鉗鎚
(
けんつい
)
のおかげといえぬこともない。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
植村は中年で僧侶になったもの故、殊に目をかけて、我慢の角を矯め、且つ
他時異日
(
たじいじつ
)
の発展を期せんとて、痛く
鉗鎚
(
けんつい
)
を加えられたものと見える。それでこの
長歎息
(
ちょうたんそく
)
があったわけだ。
釈宗演師を語る
(新字新仮名)
/
鈴木大拙
(著)
鉗鎚(けんつい)の例文をもっと
(4作品)
見る
けんつゐ
(逆引き)
東京に帰りし
後
(
のち
)
は
小沢碧童
(
をざはへきどう
)
氏の
鉗鎚
(
けんつゐ
)
を受くること
一方
(
ひとかた
)
ならず。その他
一游亭
(
いちいうてい
)
、
折柴
(
せつさい
)
、
古原艸等
(
こげんさうら
)
にも恩を受け、おかげさまにて幾分か
明
(
めい
)
を加へたる心地なり、
尤
(
もつと
)
も新傾向の句は二三句しか作らず。
わが俳諧修業
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鉗鎚(けんつゐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
鉗
漢検1級
部首:⾦
13画
鎚
漢検準1級
部首:⾦
17画
“鉗”で始まる語句
鉗
鉗子
“鉗鎚”のふりがなが多い著者
田辺元
鈴木大拙
吉川英治
芥川竜之介