“折柴”の読み方と例文
読み方割合
せつさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四五日後折柴(せつさい)と話してゐると、底に穴を明けた瀬戸(せと)の火鉢へ、縁日物(えんにちもの)の木犀(もくせい)を植ゑて置いたら、花をつけたと云ふ話を聞かせられた。さうしたら又牛込で遇つた女の事を思ひ出した。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
東京に帰りし後(のち)は小沢碧童(をざはへきどう)氏の鉗鎚(けんつゐ)を受くること一方(ひとかた)ならず。その他一游亭(いちいうてい)、折柴(せつさい)、古原艸等(こげんさうら)にも恩を受け、おかげさまにて幾分か明(めい)を加へたる心地なり、尤(もつと)も新傾向の句は二三句しか作らず。
わが俳諧修業 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)