トップ
>
葦間
ふりがな文庫
“葦間”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あしま
90.9%
いかん
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしま
(逆引き)
櫓幅
(
ろはば
)
いっぱい、舟は水を切って行く。みるまに
葦間
(
あしま
)
の火光もわめきも遠くにおいて、辺りは
大江
(
たいこう
)
の水満々とあるばかりだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
葉子は後ろを振り返って見た。紫色に暮れた砂の上に木部が舟を
葦間
(
あしま
)
に
漕
(
こ
)
ぎ返して行く姿が影絵のように黒くながめられた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
葦間(あしま)の例文をもっと
(10作品)
見る
いかん
(逆引き)
昼のあひだの
酷
(
ひど
)
い暑気に蒸された川の面の臭ひに夜更けの冷気がしんしんと入れ混つて、たとへば
葦間
(
いかん
)
の腐臭を
嗅
(
か
)
ぐやうな不思議な
匂
(
におい
)
を
有
(
も
)
つた
靄
(
もや
)
が
水に沈むロメオとユリヤ
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
葦間(いかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
葦
漢検準1級
部首:⾋
13画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“葦”で始まる語句
葦
葦簾
葦原
葦毛
葦簀
葦切
葦牙
葦垣
葦北
葦叢
“葦間”のふりがなが多い著者
薄田淳介
佐々木味津三
中島敦
国木田独歩
有島武郎
紫式部
薄田泣菫
北原白秋
神西清
吉川英治