刈寝かりね)” の例文
それから越後を通って九月にはもう羽前のねずヶ関に来ているから、この地では腰を落ち付けて休む家もなかったのである。「鰐田あきた刈寝かりね」は九月以後の日記である。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)