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仮寝
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うたゝね
ふりがな文庫
“
仮寝
(
うたゝね
)” の例文
旧字:
假寢
彼は、壁一面に貼りつけた満洲の地図と大きな地球儀を備へた離れの居間にうづくまつて、酒がまはると脇息に
凭
(
もた
)
れて
仮寝
(
うたゝね
)
をするだけだつた。
サクラの花びら
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
のみならず、深いところへ
陥落
(
おちい
)
るやうな
睡眠
(
ねむり
)
で、目が覚めた後は
毎時
(
いつも
)
頭が重かつた。其晩も矢張同じやうに、同じやうな
仮寝
(
うたゝね
)
から覚めて、
暫時
(
しばらく
)
茫然
(
ぼんやり
)
として居たが、
軈
(
やが
)
て我に帰つた頃は、もう遅かつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
仮
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
“仮寝”で始まる語句
仮寝能寸佐美