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附纒
ふりがな文庫
“附纒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つきまと
81.8%
つきまつわ
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきまと
(逆引き)
「お前だけを殘して、飛んで了つたらうと言ふことだよ、二千兩も持つて居るんだから、お前なんぞに
附纒
(
つきまと
)
はれちや厄介だらう」
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
生中
(
なまなか
)
こがれて
附纒
(
つきまと
)
ふたとて、
晴
(
は
)
れて
添
(
そ
)
はれる
中
(
なか
)
ではなし、
可愛
(
かあい
)
い
人
(
ひと
)
に
不義
(
ふぎ
)
の
名
(
な
)
を
着
(
き
)
せて
少
(
すこ
)
しも
是
(
こ
)
れが
世間
(
せけん
)
に
知
(
し
)
れたら
何
(
なん
)
とせう
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
附纒(つきまと)の例文をもっと
(9作品)
見る
つきまつわ
(逆引き)
流石
(
さすが
)
に手を取って引張ることもしない、顔は知っているが名も知らない気味の悪い男が
附纒
(
つきまつわ
)
りますので、お若さんは心配でならない。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
半面
変相
(
へんそう
)
になるというのも、
飽
(
あく
)
までお累が己の身体に
附纒
(
つきまつわ
)
って
祟
(
たゝり
)
をなす事ではないかと、
流石
(
さすが
)
の悪党も
怖気立
(
こわげた
)
ち、ものをも言わず暫くは
茫然
(
ぼんやり
)
と立って居りましたが、お賤は気が附きませんから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
附纒(つきまつわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
纒
漢検準1級
部首:⽷
22画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
附合
附纏
附木
附加
附人
附絡
“附纒”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
与謝野寛
アントン・チェーホフ
樋口一葉
与謝野晶子
野村胡堂