“怖気立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こわけだ50.0%
こわげた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伴藏はぞっと肩から水をかけられる程怖気立こわけだち、三合呑んだ酒もむだになってしまい、ぶる/\ふるえながらいると、蚊帳の側へ来て、伴藏さん/\というから
胴巻の中に有った百金子きんす紛失ふんじついたしたに、さては盗賊どろぼうかと思うとあと怖気立こわけだっておくするもので、お國も一驚いたが、たちまち一計を考え出し、此の胴巻の金子の紛失したるをさいわい
半面変相へんそうになるというのも、あくまでお累が己の身体に附纒つきまつわってたゝりをなす事ではないかと、流石さすがの悪党も怖気立こわげたち、ものをも言わず暫くは茫然ぼんやりと立って居りましたが、お賤は気が附きませんから
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)