怖気立こわけだ)” の例文
伴藏はぞっと肩から水をかけられる程怖気立こわけだち、三合呑んだ酒もむだになってしまい、ぶる/\ふるえながらいると、蚊帳の側へ来て、伴藏さん/\というから
胴巻の中に有った百金子きんす紛失ふんじついたしたに、さては盗賊どろぼうかと思うとあと怖気立こわけだっておくするもので、お國も一驚いたが、たちまち一計を考え出し、此の胴巻の金子の紛失したるをさいわい