“まとま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マトマ
語句割合
75.3%
23.3%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う言うわけだ、兄貴、少し詳しく話してくれ、俺も腑に落ちないことがあるが、口へ出してハッキリ言うほど、考がまとまってない」
流行作家の死 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
曲げられない旧弊きゅうへいの家憲や、困難な事情も、どちらも可愛いい一人娘と、息子の為にと、曲げさせた上、やっとまとまった両家の縁組なのだった。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ソレ鼻、ソレ口、と思う処が、ふらふらと浮いて来ては、仰向あおむけに沈んで消える。もうちっとで、もうちっとで……と乗出すけれども、もうちっとでまとまらない。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)