トップ
>
纒
>
まつ
ふりがな文庫
“
纒
(
まつ
)” の例文
彼らは私の読んでいる本へ
纒
(
まつ
)
わりついて、私のはぐる頁のためにいつも身体を挾み込まれた。それほど彼らは逃げ足が遅い。
冬の蠅
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
「フィリップ殿下には、大分いろいろなお噂が
纒
(
まつ
)
わりついていることは、御職業柄、あなたももちろん御承知でしょうね?」
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
人
(
ひと
)
は
知
(
し
)
らじと
自
(
みづか
)
ら
晦
(
くら
)
ませども、
優
(
やさ
)
しき
良人
(
をつと
)
が
心
(
こゝろ
)
ざし
生憎
(
あやにく
)
纒
(
まつ
)
はる
心地
(
こゝち
)
してお
律
(
りつ
)
は
路傍
(
ろばう
)
に
立
(
たち
)
すくみしまゝ、
行
(
ゆ
)
くまいか
行
(
ゆ
)
くまいか、
寧
(
いつそ
)
思
(
おも
)
ひ
切
(
き
)
つて
行
(
ゆ
)
くまいか、
今日
(
けふ
)
までの
罪
(
つみ
)
は
今日
(
けふ
)
までの
罪
(
つみ
)
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
つかれなやみの
纒
(
まつ
)
はれる
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
纒
漢検準1級
部首:⽷
22画
“纒”を含む語句
纒頭
足手纒
半纒
袢纒
附纒
絆纒
印絆纒
長半纒
長袢纒
纒繞
印半纒
纒綿
一纒
取纒
半纒着
付纒
着纒
纒綴
纒衣
絆纒着
...