“大檀家”の読み方と例文
読み方割合
おおだんか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「徳川どのは、秋葉坊の大檀家おおだんかじゃ。もし、御危篤ごきとくがまことなら、一山を集めて、御本復の修法を営まねば……」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
折悪く河岸の西辰にしたつと云う大檀家おおだんかの法事があったそうですが、日錚和尚は法衣ころもの胸に、熱の高い子供をいたまま、水晶すいしょう念珠ねんじゅを片手にかけて、いつもの通り平然と
捨児 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)