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旗影
ふりがな文庫
“旗影”の読み方と例文
読み方
割合
はたかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたかげ
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は、
明
(
あか
)
るい
空
(
そら
)
の
下
(
した
)
に、
赤
(
あか
)
い
旗影
(
はたかげ
)
や、
白
(
しろ
)
い
旗影
(
はたかげ
)
などがひらひらとひるがえって、
人影
(
ひとかげ
)
が、
町
(
まち
)
の
中
(
なか
)
を
往来
(
おうらい
)
する
光景
(
こうけい
)
などを、ぼんやりと
目
(
め
)
に
描
(
えが
)
いたのでありました。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
否、将軍家も定敬公も、錦旗の
旗影
(
はたかげ
)
を見られると、すぐ恭順せられるかもしれない。もし、そうした場合には、我々が捨てぬでもよい城を捨てて関東へ下ったことは、全然徒労になる。
乱世
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
指
(
さ
)
す敵の
旗影
(
はたかげ
)
も見で都を落ちさせ給ひしさへ平家末代の恥辱なるに、せめて此上は、一門の將士、
御座船
(
ござぶね
)
枕にして屍を西海の波に浮べてこそ、
天晴
(
あつぱれ
)
名門
(
めいもん
)
の最後、潔しとこそ申すべけれ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
旗影(はたかげ)の例文をもっと
(4作品)
見る
旗
常用漢字
小4
部首:⽅
14画
影
常用漢字
中学
部首:⼺
15画
“旗”で始まる語句
旗
旗幟
旗下
旗亭
旗本
旗竿
旗鼓
旗差物
旗頭
旗艦
“旗影”のふりがなが多い著者
ウィリアム・シェークスピア
高山樗牛
菊池寛
小川未明