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御座船
ふりがな文庫
“御座船”の読み方と例文
読み方
割合
ござぶね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ござぶね
(逆引き)
帯には銀糸で縫いを施した二たすじ三すじの波がゆらめき、ところどころに、
御座船
(
ござぶね
)
のような古風な船が浮かんでいます。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
伝え聞く、伊達政宗は松島の風景を愛賞して、船遊びのために二
艘
(
そう
)
の
御座船
(
ござぶね
)
を造らせた。鳳凰丸と孔雀丸とが
即
(
すなわ
)
ちそれである。風流の仙台
太守
(
たいしゅ
)
は更に二十余章の舟唄を作らせた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
指
(
さ
)
す敵の
旗影
(
はたかげ
)
も見で都を落ちさせ給ひしさへ平家末代の恥辱なるに、せめて此上は、一門の將士、
御座船
(
ござぶね
)
枕にして屍を西海の波に浮べてこそ、
天晴
(
あつぱれ
)
名門
(
めいもん
)
の最後、潔しとこそ申すべけれ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
御座船(ござぶね)の例文をもっと
(4作品)
見る
“御座船”の解説
御座船 (ござぶね)は、日本の歴史上、天皇・公家・将軍・大名などの貴人が乗るための豪華な船のこと。西洋でいう遊行用のヨットに相当する性格の船である。河川用のものは川御座船、海用のものは海御座船とも呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
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御座
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