“無御座”の読み方と例文
読み方割合
ござなく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔より信仰厚き人達は、現(うつつ)に神仏(かみほとけ)の御姿(おんすがた)をも拝(をが)み候やうに申候へば、私とても此の一念の力ならば、決して愜(かな)はぬ願にも無御座(ござなく)と存参(ぞんじまゐ)らせ候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
取り万事甚(はなはだ)懶(ものう)く去年彩牋堂竣成(しゅんせい)祝宴の折御話有之候薗八節(そのはちぶし)新曲の文章も今以てそのまゝ筆つくること能(あた)はず折角の御厚意無に致(いたし)候不才の罪御詫(おわび)の致方(いたしかた)も無御座(ござなく)候。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
私店けし入(いり)軽焼の義は世上一流被為有(あらせられ)御座候通(とおり)疱瘡はしか諸病症いみもの決して無御座(ござなく)候に付享和三亥年(いどし)はしか流行の節は御用込合(こみあい)順番札にて差上候儀は全く無類和かに製し上候故御先々様にてかるかるやきまたは水の泡の如く口中にて消候ゆゑあは