“御座所”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ござしょ50.0%
ござしよ25.0%
みくら25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お使いの口子くちこは、奴里能美ぬりのみのおうちへ着きますと、天皇のそのお歌をかたときも早く皇后に申しあげようと思いまして、御座所ござしょのお庭先にわさきへうかがいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
御座所ござしょより……何しに……このようなところへ!」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかし天皇はそれでも寸分すんぶんもおいといにならないで、雨がひどく降るたんびには、おへやの中へおけをひき入れて、ざあざあとり入るあまもれをお受けになり、ご自分自身はしずくのおちないところをお見つけになって、御座所ござしょを移し移ししておしのぎになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
赤熊百合しやぐまゆり、王の御座所ござしよ天幕てんと屋根飾やねかざり、夢をちりばめたしやく埃及王ばろ窮屈きゆうくつな禮服を無理にせられた古風こふう女王ぢよわう
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
ああ天地あめつちのもと、われら敬愛の心もて、御身の御座所みくらの前にかく平れ伏し、讃美の誠を捧げまつる。われら身をきよめ御身を敬いまつることを人に弘め、歓びに心とどろき、しもべたる身を貴しと思い、御身を讃めたたえまつりて、その大いさを説き示し、み保護のもと歓び行いて、御宿りのいかばかり美しきかを人に教えまつらんことを希う。
旅愁 (新字新仮名) / 横光利一(著)