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女体
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にょたい
ふりがな文庫
“
女体
(
にょたい
)” の例文
旧字:
女體
折り重なる日光の山々、
男体
(
なんたい
)
、
女体
(
にょたい
)
、太郎山、丸山などが、秋の空気の魔術か、今日は、眉にせまるように近々と望まれる。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
……蛇塚の眷族はみんな
女体
(
にょたい
)
だそうだから、ひょっとすると、こりゃあ、色っぽい話になるかも知れないぞ。ひとつ、とっつかまえて、
口説
(
くど
)
くか
顎十郎捕物帳:15 日高川
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
しかし、芸術の士にとって、虱の如く見る可きものは、独り
女体
(
にょたい
)
の美しさばかりではない。
女体
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雨露
(
あめつゆ
)
に
黒髪
(
くろかみ
)
は
霜
(
しも
)
と消え、
袖
(
そで
)
裾
(
すそ
)
も
苔
(
こけ
)
と変って、影ばかり残ったが、お
面
(
かお
)
の細く
尖
(
とが
)
った
処
(
ところ
)
、以前は
女体
(
にょたい
)
であったろうなどという、いや女体の地蔵というはありませんが、さてそう聞くと
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もっとも普賢菩薩は
女体
(
にょたい
)
の仏様だから、こいつは心中にならないかも知れない
銭形平次捕物控:134 仏師の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
男体
(
なんたい
)
女体
(
にょたい
)
二つ並んで水と空の間にゆったりと立った筑波が、
宛
(
さなが
)
らに人のようで、またさらに
二親
(
ふたおや
)
のように思われて、其のゆったりとしてやさしく大きく気高く清い姿がなつかしくてなつかしくて
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
甲号は
男体
(
だんたい
)
であり、乙号は
女体
(
にょたい
)
に作りあげることになった。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
顔よき
女体
(
にょたい
)
ぞおわします
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
祭
(
まつ
)
られましたは、端麗な
女体
(
にょたい
)
じゃ、と申します。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
顔よき
女体
(
にょたい
)
ぞおわします
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“女体”の解説
『女体』(じょたい)は、1964年(昭和39年)9月19日公開の東宝の製作・配給による日本映画。
田村泰次郎の小説『肉体の門』と『埴輪の女』の両作品のストーリーをベースに、恩地日出夫が脚色・監督した。上映時間95分、モノクロ、東宝スコープ。同時上映は『甘い汗』(監督:豊田四郎)。同年公開の鈴木清順による『肉体の門』(製作・配給:日活)との競作になった。
公開時のキャッチコピーは「私を満たして!飢えた現代に逆流する奔放な女の本能!」。
(出典:Wikipedia)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“女”で始まる語句
女
女子
女房
女性
女中
女王
女郎花
女将
女郎
女形