“繪馬”の読み方と例文
新字:絵馬
読み方割合
ゑま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
觀音樣にたどり着いたのは丁度巳刻よつ(十時)頃、二人は繪馬ゑまを眺めたり、はとに餌をやつたり、ざつと半刻ばかり待つて居ると——
『こんなもの、見てゐても仕樣しやうがない。』と、小池は砂だらけの階段を下りて、ひさしの下にかゝげてある繪馬ゑまたぐひを一つ/\見ながら、うしろの方へ𢌞はらうとした。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
前達まへたちはあの繪馬ゑまつてますか。うまをかいたちひさながく諸方はう/″\やしろけてあるのをつてますか。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)