“雪達磨”の読み方と例文
読み方割合
ゆきだるま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは雪達磨ゆきだるまを十個合わせたぐらいの丸い大きな目をもった恐ろしい怪物かいぶつです。そいつは空からフワリフワリと下りて来て、私をにらみつけたのです。
○○獣 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そればかりではなく、生活は雪達磨ゆきだるまのように転がれば転がるほどしだいに大きくなるものだ。彼らもまたあの時から、しだいに大きくなってきていた。
仮装観桜会 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
この街道に伝わるうわさの多くは、ことわざにもあるようにころがるたびに大きなかたまりになる雪達磨ゆきだるまに似ている。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)