“うり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
78.9%
14.8%
2.1%
胡瓜1.4%
売却0.7%
宇利0.7%
0.7%
真瓜0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おなしきおなもんうりふたツの類型土器るゐけいどき各地かくちからるのである。それすうからかんがへても、大仕掛おほじかけもつ土器どき製造せいざうしたとへる。
うりに来る支那人にあったのです何より先に個奴こやつに問うが一番だと思いましたから明朝沢山に筆を買うから己の宿へ来て呉れと言附て置ました
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
なんのためか深張傘ふかばりがさをさして、一度いちど、やすものうり肴屋さかなやへ、お總菜そうざいぼらひにたから。
山の手小景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
止め然いふ此方は遠州相良さがら水呑村みづのみむらから來なされたか如何にも我は水呑村の百姓なりハヽア胡瓜うりの種は盜とも人種は盜まれぬとハテ見れば見る程ちがひない十六年以前いぜんわかれた兄九郎右衞門がせがれの九助ぢやなお前は伯父をぢの九郎兵衞樣かとたがひ吃驚びつくり馬よりまろ落手おちてに手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
娘をいたわる心とてはなく、かへつてその身の衣服まで売却うりなして今は親子三人が着のみ着のままなる困苦くるしみをば、ひとへに夫の意気地なきに帰して、夫を罵り、お袖にあたり
小むすめ (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
赤帽だまりで昼飯を食べていた伝さんのところへ、降車口の改札係の宇利うり氏が、ひょっこりやって来て、いきなり云った。
三の字旅行会 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
と云う内にも、襤褸切ぼろぎれや、うりの皮、ボオル箱の壊れたのはまだしもで、いやどうも、言おうようのないあくたが目に浮ぶ。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
怪我をした時に赤土を押し当てて血を止める事。渋柿を吊して露柿ほしがきを造る事。胡栗くるみを石で割って喰べる事。種子たねいて真瓜うりを造る事。
猿小僧 (新字新仮名) / 夢野久作萠円山人(著)