“真瓜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うり50.0%
まくは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怪我をした時に赤土を押し当てて血を止める事。渋柿を吊して露柿ほしがきを造る事。胡栗くるみを石で割って喰べる事。種子たねいて真瓜うりを造る事。
猿小僧 (新字新仮名) / 夢野久作萠円山人(著)
お桐は之を聞いて喜んで居た。もう隣村から真瓜まくはや西瓜を売りに来る季節になつた。前の畑には胡瓜きうり茄子なすが作つてあつたし、西瓜や真瓜を食つて其皮を畑に捨てるので、烏は始終来て離れなかつた。
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)