“落手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おちて50.0%
らくしゆ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
止め然いふ此方は遠州相良さがら水呑村みづのみむらから來なされたか如何にも我は水呑村の百姓なりハヽア胡瓜うりの種は盜とも人種は盜まれぬとハテ見れば見る程ちがひない十六年以前いぜんわかれた兄九郎右衞門がせがれの九助ぢやなお前は伯父をぢの九郎兵衞樣かとたがひ吃驚びつくり馬よりまろ落手おちてに手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
往昔むかし青砥あをと左衞門にもまされる御奉行也との評判なれば屹度きつと御吟味も下さらんと家主長助もろともお光は南の役所へ駈込訴かつこみそに及びしかば越前守殿落手らくしゆ致され一通り糺問たづねの上追て沙汰に及ぶむね申わたされ其日は一同さがりけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)