“きゅうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キュウリ
語句割合
胡瓜76.7%
久離10.7%
窮理4.9%
黄瓜2.9%
九離1.0%
旧里1.0%
木瓜1.0%
生瓜1.0%
究理1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも、それらの中には、五倍の大入道の顔、胡瓜のような長っ細い顔、南瓜のように平べったい顔なども、幾十となくっている。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
の下の灰まで自分のもんや思たら大間違いやぞ、久離切っての勘当……」を申し渡した父親の頑固は死んだ母親もかねがね泣かされて来たくらいゆえ
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
崩れのこった二間の廂房の外には、黄瓜の棚と小さい玉蜀黍畑とがあり、窓下には香り高い晩香玉が咲いている。劉向高という、同じ年ぐらいの少しは文字のよめる男が、春桃と同棲している。
春桃 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
名主へも届け、九離って勘当します、往処もなし、親戚頼りもねえ奴でごぜえますから、見棄てずに女房にして下せえまし、貴方が見棄てゝもゃア恨みとも思いませんが、どうかお頼み申します
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
赤毛布にて作りたる半纏を着て、赤き頭巾り、酔えば、町の中をりて帰るに巡査もとがめず。いよいよ老衰して後、旧里に帰りあわれなるしをなせり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
酸漿木瓜のようなありふれた紋ではいかんともすることができぬが、何か一所、形か物体かに特色のある紋なら、自然に家の由来を仮定せしむる材料となるのである。
名字の話 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
と、いいながら、私は、久しぶりで口に馴れたお前の手でけた茄子生瓜の新漬で朝涼の風に吹かれつつ以前のとおりに餉台に向い合って箸を取った。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
文章の本質は、個人および邦国の存立とは係属するところなく、実利はあらず、究理また存せず。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)