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黄瓜
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きゅうり
ふりがな文庫
“
黄瓜
(
きゅうり
)” の例文
「いろいろなものに利きますよ。何でもいいてえんだからね。
豪気
(
ごうぎ
)
だあね」と云ったのは
瘠
(
や
)
せた
黄瓜
(
きゅうり
)
のような色と形とを兼ね得たる顔の所有者である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
崩れのこった二間の廂房の外には、
黄瓜
(
きゅうり
)
の棚と小さい
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
畑とがあり、窓下には香り高い
晩香玉
(
ワンシャンユイ
)
が咲いている。
劉向高
(
リウシャンカオ
)
という、同じ年ぐらいの少しは文字のよめる男が、春桃と同棲している。
春桃
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
近寄って見ると大きな
覇王樹
(
さぼてん
)
である。高さは七八尺もあろう、
糸瓜
(
へちま
)
ほどな青い
黄瓜
(
きゅうり
)
を、
杓子
(
しゃもじ
)
のように
圧
(
お
)
しひしゃげて、
柄
(
え
)
の方を下に、上へ上へと
継
(
つ
)
ぎ
合
(
あわ
)
せたように見える。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
瓜
漢検準1級
部首:⽠
6画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈