“晩香玉”の読み方と例文
読み方割合
ワンシャンユイ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晩香玉(ワンシャンユイ)の香の高いひっそりとした暗やみの中で、かすかに「女房や」と云いかけるのと「聞きたくもない。わたしはあんたの女房じゃないよ」
春桃 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
崩れのこった二間の廂房の外には、黄瓜(きゅうり)の棚と小さい玉蜀黍(とうもろこし)畑とがあり、窓下には香り高い晩香玉(ワンシャンユイ)が咲いている。劉向高(リウシャンカオ)という、同じ年ぐらいの少しは文字のよめる男が、春桃と同棲している。
春桃 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)