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窮理
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きゅうり
ふりがな文庫
“
窮理
(
きゅうり
)” の例文
この際や読書訳文の法、ようやく開け、諸家翻訳の書、陸続、世に出ずるといえども、おおむね和蘭の医籍に止まりて、かたわらその
窮理
(
きゅうり
)
、天文、地理、化学等の数科に及ぶのみ。
慶応義塾の記
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
その頃物理のことを
窮理
(
きゅうり
)
学といっていた。
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
三ヶ月終りて、地理書または
窮理
(
きゅうり
)
書一冊を読む。この間、六ヶ月を費す。
慶応義塾新議
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
従前
(
じゅうぜん
)
徳川時代の洋学は医術を始めとして、化学、
窮理
(
きゅうり
)
、砲術等、多くは物理器械学の辺を専らにしたるものを、慶應義塾は一歩を進めて世界の地理、歴史、法律、政治、人事の組織より経済、脩身
〔気品の泉源、智徳の模範〕
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
窮理
(
きゅうり
)
書の
外
(
ほか
)
に
遂
(
つい
)
ぞそんな原書を見たことはないから、随分珍書だと
先
(
ま
)
ず私は感心しなければならぬ、と
云
(
い
)
うのはその時は
丁度
(
ちょうど
)
ペルリ渡来の当分で、日本国中、海防軍備の話が中々
喧
(
やかま
)
しいその最中に
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“窮理”の意味
《名詞》
ものの道理や法則を究め、明らかにすること。
(出典:Wiktionary)
“窮理”の解説
窮理(きゅうり)は、「理をきわめる」(理を探究する・研究する)を意味する漢語。『易経』説卦伝の一節「窮理盡性以至於命」に由来する。
(出典:Wikipedia)
窮
常用漢字
中学
部首:⽳
15画
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
“窮”で始まる語句
窮
窮屈
窮命
窮鼠
窮鳥
窮迫
窮地
窮余
窮窟
窮乏