“きゆうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宮裡50.0%
窮理50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女は実に一箇巾幗きんくわくの身を以て、深窓しんそう宮裡きゆうり花陰の夢にふけるべき人ながら、雄健の筆に堂々の議論を上下し、仏蘭西フランス全国の民を叱咤しつたする事、なほ猛虎の野にうそぶくが如くなりき。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
窮理きゆうりけつしてなるにあらず実践じつせんなんあさしと云はんや。魚肴さかな生臭なまぐさきがゆゑやすからず蔬菜やさい土臭つちくさしといへどもたふとし。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)