“儒生”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
じゅせい	83.3%
じゆせい	16.7%

じゅせい

山村の一儒生（じゅせい）が烏滸（おこ）なる言とお怒りなくば、一言申してみましょう。——一体、治乱とは、この世の二つの相（そう）かまた一相か。

三国志：06 孔明の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

憾（うら）むらくは、通篇（つうへん）儒生（じゅせい）の口吻（こうふん）多くして、説話は硬固勃率（こうこぼっそつ）、談笑に流暢尖新（りゅうちょうせんしん）のところ少（すくな）きのみ。

運命 (新字新仮名) ／ 幸田露伴(著)

じゆせい

儒生（じゆせい）の吾妻屋丹三郎、若旦那崩れで、身體が弱くて、足が惡く、その上落ぶれ町人で、まともには聖堂に通ふわけに行かず

銭形平次捕物控：266 処女神聖 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)

“儒生（儒学者）”の解説

儒学者（じゅがくしゃ）とは、儒教を自らの行為規範にしようと儒教を学んだり、研究・教授する人のことである。一般的には儒者（じゅしゃ、ずさ）と称され、特に儒学を学ぶものは儒生（じゅせい）と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)

儒	常用漢字 中学 部首:⼈ 16画
生	常用漢字 小１ 部首:⽣ 5画