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儒生
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じゅせい
ふりがな文庫
“
儒生
(
じゅせい
)” の例文
山村の一
儒生
(
じゅせい
)
が
烏滸
(
おこ
)
なる言とお怒りなくば、一言申してみましょう。——一体、治乱とは、この世の二つの
相
(
そう
)
かまた一相か。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
憾
(
うら
)
むらくは、
通篇
(
つうへん
)
儒生
(
じゅせい
)
の
口吻
(
こうふん
)
多くして、説話は
硬固勃率
(
こうこぼっそつ
)
、談笑に
流暢尖新
(
りゅうちょうせんしん
)
のところ
少
(
すくな
)
きのみ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
開州
(
かいしゅう
)
の軍将に
冉従長
(
せんじゅうちょう
)
という人があって、財を
軽
(
かろ
)
んじて士を好むというふうがあるので、
儒生
(
じゅせい
)
や道士のたぐいは多くその門に集まって来たが、そのなかに
※采
(
ねいさい
)
という画家もまじっていた。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いま呂蒙も
亡
(
な
)
く、国中この難局に心をいため、これらの故人を、仰ぎ慕うこと、まことに切なるものがありますが、まだ以て、
黄口
(
こうこう
)
の一
儒生
(
じゅせい
)
にすぎない陸遜を目して
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
師の日野民部
忠経
(
ただつね
)
は、元
南家
(
なんけ
)
の
儒生
(
じゅせい
)
で、儒学においては、
朝
(
ちょう
)
に
陰陽師
(
おんみょうじ
)
の安倍
泰親
(
やすちか
)
、
野
(
や
)
に日野民部といわれるほどであったが、
磊落
(
らいらく
)
な
質
(
たち
)
で、名利を求めず、里にかくれて、児童たちの教育を
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“儒生(儒学者)”の解説
儒学者(じゅがくしゃ)とは、儒教を自らの行為規範にしようと儒教を学んだり、研究・教授する人のことである。一般的には儒者(じゅしゃ、ずさ)と称され、特に儒学を学ぶものは儒生(じゅせい)と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
儒
常用漢字
中学
部首:⼈
16画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“儒”で始まる語句
儒者
儒教
儒学
儒家
儒艮
儒
儒臣
儒學
儒門空虚聚語
儒雅