“まこも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真菰88.0%
眞菰8.0%
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真菰まこもの畳を敷いてませ垣をつくり、小笹の藪には小さな瓢箪と酸漿ほおずきがかかっていた。巻葉を添えた蓮の蕾。葛餅に砧巻。真菰で編んだ馬。
黄泉から (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
水漬みづ眞菰まこものみだれ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
「五月雨の……と心持でも濡れましょう。池のまこもに水まして、いずれが、あやめ杜若かきつばた、さだかにそれと、よし原に、ほど遠からぬ水神へ……」
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)