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秘鑰
ふりがな文庫
“秘鑰”の読み方と例文
読み方
割合
ひやく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひやく
(逆引き)
宇宙を説明する
秘鑰
(
ひやく
)
はこの自己にあるのである。物体に由りて精神を説明しようとするのはその本末を
顛倒
(
てんとう
)
した者といわねばならぬ。
善の研究
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
恋愛は人世の
秘鑰
(
ひやく
)
なり、恋愛ありて後人世あり、恋愛を
抽
(
ぬ
)
き去りたらむには人生何の色味かあらむ、然るに尤も多く人世を観じ
厭世詩家と女性
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
あの門——つまりこの事件に凄惨な光を注ぎ入れている、あの鍵孔のある門の事ですわ。そこに、黒死館永生の
秘鑰
(
ひやく
)
があるのです
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
秘鑰(ひやく)の例文をもっと
(10作品)
見る
“秘鑰”の意味
《名詞》
秘密のかぎ。
秘密や謎を解くためのヒント。
(出典:Wiktionary)
秘
常用漢字
小6
部首:⽲
10画
鑰
漢検1級
部首:⾦
25画
“秘”で始まる語句
秘
秘密
秘訣
秘蔵
秘奥
秘事
秘伝
秘帖
秘術
秘法
検索の候補
秘蔵宝鑰
“秘鑰”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
小栗虫太郎
西田幾多郎
北村透谷
ロマン・ロラン
中島敦
島崎藤村