色味しきみ)” の例文
恋愛は人生の秘鑰ひやくなり、恋愛ありて後、人世あり。恋愛をき去りたらむには人生何の色味しきみかあらむ。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)