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一簇
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いつそう
ふりがな文庫
“
一簇
(
いつそう
)” の例文
嶺
(
みね
)
あり、
天
(
てん
)
を
遮
(
さへぎ
)
り、
關
(
せき
)
あり、
地
(
ち
)
を
鎖
(
とざ
)
し、
馬
(
うま
)
前
(
すゝ
)
まず、——
馬
(
うま
)
前
(
すゝ
)
まず。——
孤影
(
こえい
)
雪
(
ゆき
)
に
碎
(
くだ
)
けて
濛々
(
もう/\
)
たる
中
(
なか
)
に、
唯
(
と
)
見
(
み
)
れば
一簇
(
いつそう
)
の
雲
(
くも
)
の
霏々
(
ひゝ
)
として
薄
(
うす
)
く
紅
(
くれなゐ
)
なるあり。
風
(
かぜ
)
に
漂
(
たゞよ
)
うて
横
(
よこ
)
ざまに
吹
(
ふ
)
き
到
(
いた
)
る。
日
(
ひ
)
は
暮
(
く
)
れぬ。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
簇
漢検1級
部首:⽵
17画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥