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鴨川
ふりがな文庫
“鴨川”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かもがわ
85.0%
かもがは
15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かもがわ
(逆引き)
また
上京
(
かみぎょう
)
の寝殿の
長押
(
なげし
)
にい崩れて、
柔媚
(
じゅうび
)
な東山を背にし、清澄な
鴨川
(
かもがわ
)
の水をひき入れた庭園に、
恍惚
(
こうこつ
)
としてながめ入る姿を描くのである。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
四条
中東
(
ちゅうとう
)
の京の端、
鴨川
(
かもがわ
)
の流近く
瀬鳴
(
せなり
)
の音が、手に取って聞えるような茶屋
宗清
(
むねせい
)
の大広間で、万太夫座の弥生狂言の顔つなぎの宴が開かれていた。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
鴨川(かもがわ)の例文をもっと
(17作品)
見る
かもがは
(逆引き)
二人
(
ふたり
)
は
毎晩
(
まいばん
)
の
樣
(
やう
)
に
三條
(
さんでう
)
とか
四條
(
しでう
)
とかいふ
賑
(
にぎ
)
やかな
町
(
まち
)
を
歩
(
ある
)
いた。
時
(
とき
)
によると
京極
(
きやうごく
)
も
通
(
とほ
)
り
拔
(
ぬ
)
けた。
橋
(
はし
)
の
眞中
(
まんなか
)
に
立
(
た
)
つて
鴨川
(
かもがは
)
の
水
(
みづ
)
を
眺
(
なが
)
めた。
東山
(
ひがしやま
)
の
上
(
うへ
)
に
出
(
で
)
る
靜
(
しづ
)
かな
月
(
つき
)
を
見
(
み
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
翌日
(
よくじつ
)
、
鴨川
(
かもがは
)
とか、
千倉
(
ちくら
)
とか、
停車場前
(
ていしやぢやうまへ
)
のカフエーへ
退身
(
たいしん
)
、いや、
榮轉
(
えいてん
)
したさうである。
寧
(
むし
)
ろ
痛快
(
つうくわい
)
である。
東京
(
とうきやう
)
うちなら、
郡部
(
ぐんぶ
)
でも、
私
(
わたし
)
は
訪
(
たづ
)
ねて
行
(
い
)
つて、
飮
(
の
)
まうと
思
(
おも
)
ふ。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鴨川(かもがは)の例文をもっと
(3作品)
見る
鴨
漢検準1級
部首:⿃
16画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
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