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鼷鼠
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はつかねずみ
ふりがな文庫
“
鼷鼠
(
はつかねずみ
)” の例文
……
畜生
(
ちくしゃう
)
、
兩方
(
りゃうはう
)
の
奴等
(
やつら
)
め!……うぬ!
犬
(
いぬ
)
、
鼠
(
ねずみ
)
、
鼷鼠
(
はつかねずみ
)
、
猫股
(
ねこまた
)
、
人間
(
にんげん
)
を
引掻
(
ひっか
)
いて
殺
(
ころ
)
しをる!
一二三
(
ひふうみい
)
で
劍
(
けん
)
を
使
(
つか
)
ふ
駄法螺吹家
(
だぼらふき
)
め!
破落戸
(
ごろつき
)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
兎を野猫児とはこれを啖肉獣たる野猫の
児分
(
こぶん
)
と見立てたのか。ただしノルウェーの兎は雪を
潜
(
くぐ
)
って
鼷鼠
(
はつかねずみ
)
を追い食う(一八七六年版サウシ『
随得手録
(
コンモンプレース・ブック
)
』三)
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ちやうどこんな風に、老獪な猫は世なれぬ
鼷鼠
(
はつかねずみ
)
に自分の尻尾のまはりを勝手に跳ねまはらせておきながら、おもむろに相手の逃げ道を断つ手段を𢌞らすものである。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
ヂュリエットがゐやる
此處
(
こゝ
)
は
天國
(
てんごく
)
、こゝに
住
(
す
)
む
限
(
かぎ
)
りは
猫
(
ねこ
)
も
犬
(
いぬ
)
も
鼷鼠
(
はつかねずみ
)
も、どのやうな
屑々物
(
はかないもの
)
も、
姫
(
ひめ
)
の
顏
(
かほ
)
が
見
(
み
)
らるゝゆゑ
天國
(
てんごく
)
にゐるのぢゃが、ロミオにはそれが
能
(
かな
)
はぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
この
蒸溜人
(
こして
)
は納屋の猫の縄張りを侵して、
鼷鼠
(
はつかねずみ
)
をとつて口に銜へてゐるのではないかとも思はれる。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
鼷
部首:⿏
23画
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
“鼷”で始まる語句
鼷