“ふたかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二方69.0%
両方21.4%
二人7.1%
兩方2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その夢の中で、天照大神(あまてらすおおかみ)と高皇産霊神(たかみむすびのかみ)のお二方(ふたかた)が、建御雷神(たけみかずちのかみ)をおめしになりまして、葦原中国(あしはらのなかつくに)は、今しきりに乱(みだ)れ騒(さわ)いでいる。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
ただ人並(ひとなみ)みすぐれて情義深(なさけふか)いことは、お両方(ふたかた)に共通(きょうつう)の美点(みてん)で、矢張(やは)り御姉妹(ごきょうだい)の血筋(ちすじ)は争(あらそ)われないように見受(みう)けられます……。
此等(これら)の後(あと)から皇子(わうじ)が見(み)えました、丁度(ちやうど)十人(にん)在(ゐ)らせられて、小(ちひ)さな可愛(かあい)い方々(かた/″\)が最(いと)も樂(たの)しげに、手(て)に手(て)を取(と)つてお二人(ふたかた)づゝ跳(と)んでお出(い)でになりました、何(いづ)れも皆(みん)な心臟(ハート)で飾(かざ)りたてられてゐました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
かけて見(み)つ又(また)ときつ思案(しあん)にもつるゝ撚糸(よりいと)の八重(やへ)が歎(なげ)きは又(また)異(こと)なり茂(しげ)る若葉(わかば)の妨(さまた)げと仰(おほ)せられしは我(わ)が事(こと)ならずや闇(くら)き迷(まよ)ひと歎(たん)じ給(たま)へど夫(そ)れ悟(さと)りたればこその御取持(おとりも)ちなれ思(おも)ひ合(あ)ふ中(なか)のお兩方(ふたかた)に我(わ)が生涯(しやうがい)の望(のぞ)みも頼(たの)みも御讓(おゆづ)り申して思(おも)ひ置(お)くこと些少(いさゝか)なきを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)